内閣府が8日発表した3月の景気ウォッチャー調査によると、景気の実感を示す「街角景気」の現状判断指数は前月に比べて9ポイント高い28.4と3カ月連続で改善したようです。一部の企業で受注が回復したほか、定額給付金や高速道路料金引き下げなどの政策効果で消費者心理がやや持ち直したとの事です。
世界的な金融危機を震源に、製造業を中心に実体経済が急激に悪化し、派遣労働者などの解雇などの暗いニュースで景況感は冷え込んでおりましたが、ここのところのちょっとした経済対策でも、春の訪れとともに消費者心理は少し持ち直すものですね。