導入予定の社会保障カードで、患者自身が電子カルテを容易に入手

病院が保管する個人の電子カルテや診断画像などの医療・健康情報について、患者本人がインターネット上から引き出せるような体制を、政府は整備するようにするとの事です。

これまで、病院が変わって治療を受けた場合、以前検査を受けていた医療機関でのカルテを取り寄せるのはとても面倒でしたが、患者自身が治療の履歴を手軽に提示できるようになれば、これまでの経緯も確認でき治療の効率も、効果の確立も高くなるでしょう。

具体的には、まず医療機関のIT環境を整備し、政府が2011年度の実用化を目指す「社会保障カード」導入と同時に立ち上げ、社会保障カードや社会保障番号を通じ、情報をネット上から引き出す形を想定しているとの事です。

まさにリアルとネットの融合ですが、くれぐれもデータの保存には間違いないよう、細心の注意を払っていただきたいと思います。


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