世界の失業者、5000万人増加

国際労働機関(ILO)は、28日、2009年の世界の失業者数が08年に比べて最大でで5000万人増加し、2億3千900万人に達するとの予測をまとめました。自動車などの産業界で人員削減の動きが加速しているためで、世界規模の雇用維持策などを協議するため、各国首脳と労使が参加する「雇用サミット」を6月中旬に開催するそうです。

09年の先進国失業率は08年の6.1%から9.0%、とくに雇用状況の悪い旧ソ連圏は9.0%から12.1%に上がる見通しだそうです。

ILOは、世界的な景気悪化に歯止めをかけるためには、各国政府や労使が雇用確保に向けて協調することが重要と訴えております。


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