新政権の経済政策
政府が20日に発表しました11月の月例経済報告で、日本は長期的に下落するデフレーションに陥ったと宣言しましたが、ではどのように対処し、どのような成長戦略を立てて経済政策を行なっていくのか、新政権が9月に発足してから全く示されていません。
ここにきての円高による日本株の下落もさることながら、9月から世界の株価が上昇しているにもかかわらず、日本の株価だけが下落しております。
新政権の成長戦略が全く見えないからではないでしょうか。
来年度の国債発行額が、新政権がめどとする44兆円を大幅に上回るようなことがあれば、財政安定への取り組み不足として、日本国債の格付けが「BB」を下回る事だってあります。
これから年末に作成する成長戦略が失望を買うようなことだけは、無いようにしてもらわないと困ります。
日時:2009年11月29日 22:09