スカイライナー、ネットで特急チケット不要に
京成電鉄は特急券のネット販売方法を3月1日に変更し、紙の特急券が不要となり、PASMO(パスモ)んどIC乗車券があればチケットレスが可能となります。
パソコンや携帯電話で特急券を購入すると、購入情報がメールで携帯電話に送られ、乗車中にメールを車掌に見せることで特急券の代わりとなります。利用できる特急はスカイライナーのみで、利用には会員登録が必要との事です。
窓口などへ換券に行かずに済むので、楽になりますね。
東京都中央区、家庭園芸の土リサイクル
ガーデニング人気が高まるなか、都心部などで使い終わった土はゴミとして捨てられないため、処分に困っている人も多いかと思います。
そのため公園などに投棄する事例も多発しており、中央区もその対応が必要手と考え、古い園芸土を無償で回収するモデル事業を始めるとの事です。
区民施設で回収した古い土を、天日干しし、腐葉土などを混ぜて再生させ、区民に無償で配ったり、園芸教室などで使ったりする事など、今後詰めて検討していくとの事です。
民間調査会社によると、08年の全国のガーデニング市場は推計で約2千億円で、このうち家庭菜園向けの野菜苗や果樹苗の分野が伸びており、08年は03年に比べて約5割増の推計115億円にのぼるそうです。
確かに私も、園芸土の処分に困ったことがありました。
東京都、2億円の基金を創設し、歴史的建物の改修補助
東京都は、拠出金などで総額2億円の基金を立ち上げて、歴史的建造物の改修費用を補助する制度を2010年度に創設するとの事です。
対象になるのは都選定の歴史的建造物72件のうち、早稲田奉仕園スコットホールや神田・藪蕎麦など民間が所有する48件で、1件当たり約1000万円、年間2件ずつ10年間で計20件補助し所有者も一部負担することになります。
基金は都の拠出金が5000万円で、民間都市開発推進機構からも5000万円の拠出金を見込み、残り1億円は不動産会社などの民間企業や歴史的建造物の保存を訴える建築関係の学会などからも募るほか、都民にも募金を呼びかける計画で、広く一般から募ることで歴史的建造物の保存機運を高める狙いです。
都は歴史的景観を維持するため、1997年に景観条例を制定し、歴史的建造物を、歴史的な価値を有し建設後50年を経ていて、できるだけ創建当時の状態で保存されている・・・などを基準に選定しています。
歴史的建造物でも所有者の改修費負担が課題となっており、補助制度を新設する事にしたとの事です。