新政権の経済政策
政府が20日に発表しました11月の月例経済報告で、日本は長期的に下落するデフレーションに陥ったと宣言しましたが、ではどのように対処し、どのような成長戦略を立てて経済政策を行なっていくのか、新政権が9月に発足してから全く示されていません。
ここにきての円高による日本株の下落もさることながら、9月から世界の株価が上昇しているにもかかわらず、日本の株価だけが下落しております。
新政権の成長戦略が全く見えないからではないでしょうか。
来年度の国債発行額が、新政権がめどとする44兆円を大幅に上回るようなことがあれば、財政安定への取り組み不足として、日本国債の格付けが「BB」を下回る事だってあります。
これから年末に作成する成長戦略が失望を買うようなことだけは、無いようにしてもらわないと困ります。
東京メトロに白いツリー
東京メトロは12月1日、駅の改札内や定期券売り場に合計100本の白いクリスマスツリーを設置し、飾り付け用の用紙も置いて、利用者がクリスマスの恋の願い事を記入してツリーにつるせるようにするそうです。
どなたが考えたのでしょうか、ロマンティックな企画ですね。
表参道や銀座など71駅で、12月25日まで設置するそうで、利用者が持参した飾りを取り付けるのも歓迎だそうです。
皇居ランナーに着替え&カフェ
会社帰りのランナーが多い東京の皇居近くに、FM東京がシャワーやロッカーを利用できるほか、カフェも併設している施設「JOGLIS(ジョグリス)」を開いております。
カフェは飲み物の他、パンやベーグル等の軽食も提供しておりますので、走った後での腹ごしらえが出来ると好評なようです。またFM東京はランナー向け番組の放送も開始しておりますが、ラジオを聴ける携帯音楽プレーヤーの貸し出しも始めたとの事です。
東京都中央区が地域バスを運行
東京都中央区は12月1日より、区内の交通不便の解消および公共施設の利便性の向上を図るため、コミュニティバス「江戸バス」の運行を始めます。
区役所を起点に聖路加国際病院や月島、晴海などを回る南ルートと、区役所を起点に東京駅や小伝馬町、馬喰横山、浜町などを回る北ルートの2路線が設定されました。
運行時間は、平日は午前7時~午後6時40分で、20分間隔で運行し、運賃は100円(未就学児は無料)との事です。運行ルート、時刻表など詳細は中央区ホームページに記載してあります。
高齢者等の移動手段として、認知され利用されればと思います。
日本株、日本国が世界から取り残されている
民主党政権が誕生してからの3カ月間ほど、世界の株は買われているのに、日本株だけが売られ続けています。ちなみに、11月19日の日経平均は前日比127円33銭安の9,549.47円になりました。
温室ガス排出を25%削減すると宣言するのはとても良いことですが、経済面での目標、政策が全く見えません。
これまで世界では、破産手続きをしている航空会社はいくらでもありますが、全てを救済しているようにも見えます。少し大きな企業は自己責任がないのでしょうか?
米大統領に「経済問題は重要な議題とは考えていない」と言ったと伝えられた事も大きな問題です。
リスクマネーはとても敏感だと思いますので、資本市場にも少し配慮をしてもらわなければ困ります。
政府税調、相続税の強化も検討
政府税制調査会は17日から2010年度税制改正に向けた本格討議に入り、富裕層の税負担を増やし、所得再分配の機能を強化する狙いで、相続税の課税強化も議題にするとの事です。
相続税は法定相続人の数などによって異なる複雑な課税方式を改め、遺産そのものに課税する簡素な方式への切り替えも検討するそうで、10年度改正では抜本見直しに向けた方向性を整理する考えとの事です。
東京スカイツリー、高さ200メートル突破
東武鉄道は9日、東京都墨田区に建設中の新電波塔「東京スカイツリー」の高さが、10日に200メートルを突破すると発表しました。
スカイツリーは4月に最初の鉄骨を取り付け、完成時の634メートルに向け順調に高さを増しています。開業は12年春の予定。
単独で世界一の高さの電波塔を目指そうとこれまで610メートルとしていたスカイツリーの高さを634メートルに変更すとの事です。
野菜輸入量の高止まりが続く
農林水産省の食料需給表によりますと、野菜の輸入量は1985年頃から徐々に増加し、2008年には225万トンとなり、国内需要量に占める割合が19%に達した模様です。
食の安全志向の高まりで輸入量はここ数年やや減っているそうですが、加工・業務用の野菜の輸入量が伸びており、08年の輸入内訳は、生鮮野菜が59万トン、冷凍野菜が79万トンで、輸入先は中国が圧倒的に多く、約114万トンに上っているそうです。
一方国内の野菜の生産量は、80年前後の1700万トンをピークに08年は約1460万トンと減少傾向にあるそうです。
低価格の輸入野菜が国内生産を圧迫していることが背景にありますが、一方「食の安全・安心」・低コスト化を目指し、一部の外食産業やスーパーが野菜生産に取り組み始めている事は、われわれ消費者にとってうれしい限りです。