電子マネーの台頭などで硬貨を使わなくなった?
硬貨の流通枚数が大幅に減っているそうです。2008年に入ったころから減少傾向が強まり、今年6月は前年同月比で0.88%となり、「5円」や「10円」などの金額が小さい硬貨は特に落ち込みが大きく、減少幅が1%を超えたそうです。
消費低迷に電子マネーの普及が重なり、買い物で小銭を使う機会が減ったようです。
市中に出回っている硬貨の枚数が減ったことについて、日銀は「個人消費が落ち込んだため」と見ているようです。これに対して紙幣の流通枚数は前年同月比でプラスを維持しており、消費の影響はあまり受けていないようです。
日銀によると、電子マネーの発行枚数は3月末で1億枚を超えており、年間の決済額も08年度で8172億円と前年比45%増えており、新たな決済手段の台頭の影響で、市中に出回る硬貨が減った可能性もあるとしています。
日時:2009年7月19日 16:41